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犬の帰国のために必要な書類はここで作成!(輸入手続)フィンランド生活備忘録

Moi!
皆様いかがお過ごしですか?kozumomの住む地域は朝方から雪が降り、今朝の散歩は溶けた雪の上を歩いたので、犬たちの足はべちゃべちゃになりながらの散歩となりました。
さて、今日は犬の帰国のために必要な書類を作成した施設の紹介です。

タンペレ駅からバスで40分程の場所にあります。
近くにはショッピングセンターやドッグランもあります。kozumomの犬たちは、ここで帰国のために必要な予防接種と健康診断をしてもらいました。

施設は平屋の作りで、入ると受付待合室になっています。Kozumomの犬たちはそわそわして待っていましたが、診察を終えた大きなわんこは行儀良くお座りして待ちながら、時々こちらをチラチラ見ていたのを思い出しました。

ペットフードやエリザベスカラーなど、日本の獣医さんのところでも見るようなものがたくさんありました。
体重計もありましたよ。

kozumomが行った施設の先生は、公的な書類の作成のため以外にも、通常の診察も行なっているようでした。kozumomは犬の健診や注射、書類の受け取りなどで、3回行きましたが、予約をしていくので混雑することなく、手続きはスムーズでした。事前に書類作成に必要なデータをメールで送っていたので、作成もスムーズ!のはずが、なんと狂犬病抗体検査の証明書が日本語のみだったことに、ここで初めて気づくという痛恨のミス!!!ということで、至急秋ごろに日本で英語版を追加作成発送してもらった経緯があります。

日本に帰国(輸入)するのが、出国(輸出)からどのぐらい経っているのかによって、必要な処置が異なるので、必ず日本の動物検疫所のHPを確認して、なるべく日本にいるうちに準備できるものは全て揃えるよう、皆さんはkozumomのようにならず、万全に準備できますように。
タンペレ市で公認獣医の診察が必要、あるいは救急の連絡先が必要などありましたら、HPをチェックしてみてくださいね。

フィンランドは、人間の病院も基本的にまずはオンライン予約もしくは電話問い合わせということから、日本で「あそこが痛いから病院行こうかな」と思ったらすぐ行ける病院を想像していると、ちょっと焦ってしまうことも。ありがたいことに、kozumom一家は全員虫歯ゼロ。体調もばっちり。犬たちも至って健康だったので、きっと大丈夫と思っていましたが、さぶろーが一度お世話になることになり、ちょうど夏休みシーズンで大慌てでした。
大したことなかったので、これも楽しい?!いや、金銭的には全然笑えない思い出の一つとなっています。

犬たちの帰国のために必要な準備としては、狂犬病予防接種を期限を切らすことなく、有効期限内に追加の接種をすること、帰国前の健康チェックぐらいで、日本からフィンランドへ向かう時に比べたら、大丈夫かな?と不安になることはなかったです。
日本の動物検疫所の職員さんは、とても親切に対応していただけますし、事前にオンライン申請をしながら、不明な点はメールで問い合わせをすることができたことや、2回目の申請ということもあって、心に余裕があったのかもしれません。

ブログを書くときのあるあるなのかしら?
今回の投稿用に施設の写真をフォルダから探すだけでも、たくさんの写真を見て、ついついフィンランド生活色々あったなあと思い出に浸ってしまいました。

kozumom一家がフィンランドへ向かう時はコロナが流行り始めた時。ちゃんと入国できるのか不安でした。
そして、いざ帰国となると、今度はロシアのウクライナ侵攻が始まり、またまた帰国できるか不安に。
日本での生活に比べたら、夫の仕事量も格段に減るし、kozumomは無職(結局学校に通ったので忙しくなりましたが)。
家族で過ごす時間が増えるだろうと期待して、家族全員で色々な所に旅行に行って、ちょっと反抗期の娘とも少しずつ距離を縮めたいなとか、英語をバリバリ話せるようになるぞ!と意気込んだり、何とか穏やかな時間の中で、改めて将来を考えられたらなどなど、たくさん期待していたことがありました。
結局は、毎日を過ごすだけで精一杯で、旅行にも少ししか行けず。大した変化はないものの、慣れない外国語の中での生活に、失敗しながらも、たくさんの方に助けてもらいながら、できる範囲で自然を楽しんだ一年となったかな?!
毎回、写真を見返す度に、思い出に浸った後は「そうだ、帰国してからも頑張らねば!」とハッとさせられもします。

犬たちについては、長時間の飛行時間に耐えられるのか、外国の生活に耐えられるのか、一年間という短い期間だから日本に置いて行った方がいいのか、本当に悩みました。
犬には負担をかけてしまったけれど、犬たちもkozumom一家のフィンランド生活に、毎日一緒に色を添えてくれました。ごめんね。でも一緒に行ってよかったと思っています。
だからこそ、日本に帰国してからは今まで以上に犬たちのボディチェックを欠かさず、時々嫌がられますが、体をあちこち触って、腫瘍ができていないか、肌荒れしていないか?などチェックしています。
先日は、さぶろーのしっぽに腫瘍?とよしこの体のあちこちにおっぱいが?と、びっくりして獣医さんのところへ行ってきました。
結局どちらも、心配することではなく、よしこに至っては、老化によるイボ(笑)でしたが、これに懲りず、犬たちをしっかり見ていこうと思います。

渡航の手続きなど、他にもいくつか投稿していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

今日のわんこ。トリミングの日までボーボーですが、何とか我慢。次はもう数ミリ長めでカット予定です。よしこは背中に少しずつアプリコット色が混ざるようになりました。
我が家の犬、サブローはアプリコット、よしこはホワイトですが、年齢が上がるにつれ、毛の質と色が変わってきているように感じます。冬毛の方が夏毛よりもちょっと色が濃く感じるんですが、色がどうというよりも、特にさぶろーの顔周りの毛の質感が年取ってきたなーと感じます。何色でも可愛いんですがね。とにかく元気に長生きしてほしいです。
最近、サバティカルに帯同を考えているママさんからお問い合わせが続いております。コロナで海外へ行けなかった分、これまで保留にしていたご家族が海外生活を始めることが増えるかもしれませんね。
大変だったけど、行ってよかったと思っているので、ついつい我が事のように一緒に頑張ろうと勝手に舞い上がりながらの返信をしております。お問合せの方には個別にはすぐに回答しておりますが、こちらでも家族で短期間の滞在について考えるきっかけになる投稿を予定しておりますので乞うご期待?!たった一年でだいぶ記憶が曖昧になっているので、これ以上忘れないうちに、メモメモですね。次はどんな出会いがあるでしょうか。

それでは皆さん、moi moi!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
初めての海外生活、あっという間に毎日が過ぎていきました。
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投稿者

大学教員である夫のサバティカル(在外研究)に帯同する妻です。 南国沖縄生まれのアラフォー。高校生の子ども二人、愛犬2匹とともにフィンランドへ! 1年間という短い滞在期間を思いっきり楽しむことをモットーに過ごしました。2022年4月に帰国後、のんびりと思い出を交えながら更新中。