タンペレの博物館 Työväenmuseo Werstas 行ってみたよ
Moi!
今日も真夏日のタンペレです。ちょっと雨が降ったけど、やっぱり暑い一日です。
今回は旧フィンレイソン工場にあるフィンランド最大の無料博物館、ヴェルスタス労働者博物館に行ってきましたよ。
タンペレ駅から徒歩で約15分ほどの場所にある旧フィンレイソン工場の建物内にある博物館です。近くにはスパイ博物館やヴァプリーッキ博物館センター （Museokeskus Vapriikki）、タリピハ（Tallipiha Stable Yards）など、観光や休日に過ごす場所としては最高のエリアにあります。
博物館は2階からスタートします。タンペレの街の変容の展示の他、休憩や祝い事のための展示では、労働者が休憩しているコーヒータイムや、レクレーションの時間を楽しむ人々の写真が展示されていました。
協同組合や銀行のコーナーもありました。
銀行情報を書いて貯金ボックスに入れて良いということだったので、kozumomもわんこたちの銀行情報（夢の金額）を書いて入れてきました。叶うといいな。
Teollisuusmuseo
続いては、産業博物館コーナーへ。
ここでは、工場都市の生活、人々の喜びや悲しみといった日常も紹介しています。タンペレで作られた製品、各業界で雇用されている人々についても展示があります。
この鐘はトゥルクにあるフレンケル製紙工場の鐘。工場の近くには労働者とその家族が住んでおり、この鐘で夕食の時間を知らせていたそうです。1800年とは！200年以上前の労働者とその家族、みんなの待ちに待った夕食時間を知らせていたんですね。この鐘の音を聞いて「今日の夕飯何？」と会話する姿を想像すると、今も昔も変わらないところがあるような気もしてきました。
イギリス製の機械で1928年までフィンレイソン（紡績）工場で使用されていました。
小さなお子さんがいる家族なども楽しめると思ったのは、この大きなスクリーン。文字がまだ読めなくても、この迫力あるスクリーンで映し出される労働の様子は、きっと小さなお子さんの脳裏にもしっかり残るのではないでしょうか。もちろん、大人が見ても最後まで立ち止まってみてしまう面白さがあります。
Höyrykonemuseo
続いては蒸気機関博物館。
kozumom蒸気機関車だと思い込んでいたので、車輪がない！とびっくりしました。車輪がないのは当然ですね。
ホイールの直径は8メートル！
写真では少しわかりづらいですが、半分ほどが下の階に入るように設置されています。
この蒸気機関は20世紀前半にフィンレイソン工場の動力源として使用されていました。蒸気機関は1899年スイス製ですね。1899年、同じ頃の日本はどうだっただろう？調べると日本は明治32年。東京-大阪で電話が開通した年、勝海舟でが誕生した年でした。
蒸気機関も大きいけど、整備する工具もまた大きい！
博物館を全て見るのに、約2時間かかりました。それでも足りないと感じたぐらい。
今回ブログでは全ての展示のご紹介ができていないうえに、ミュージアムショップとカフェは写真を撮り忘れてしまいました。ショップの商品は資料となる本も多く、ショップで本を買って、カフェでコーヒーを飲みながら読んでもいいなと思いました。
こちらは入館料無料！
そう、いつもkozumomが一押ししているミュージアムカードも要らないんです。もし、観光の予定が雨などで急遽変更しなくてはならなくなった時でも、市の中心部からアクセスしやすい場所ですし、入館料が無料なのでおすすめですね。
何より年齢問わず楽しめる博物館だと思いますよ。
休館日や詳しい展示情報はHPをご確認ください。
ここ数日、落ち込む事が続き、とうとう道で泣いてしまった日も。でも、いい事もありました！待ちに待ったカンテレが届きました。
カンテレは注文してから約2ヶ月待ったかな？
持ち帰って家で箱を開けて、ケースからカンテレが見えた時の嬉しさといったら！
5弦で何が弾けるかな？とたくさん試しているとあっという間に30分たってしまいました。くよくよしている暇はありませんね。レッスンが楽しみです。
次はどんな出会いがあるでしょうか。
それでは皆さん、Moi moi!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
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フィンランドでは日照時間が短くなる冬に、ビタミンのサプリを飲む人もいるようです。kozumomも探していますが、どれがいいかわからず悩み中。大体10月頃から飲み始めるようですが、どうしようか。サプリより手軽に飲める青汁とかでもいいかなと思ってしまう。
日々夕飯の置き換えで1日当たり約650kcalの削減なることも！
