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フィンランド生活備忘録 初旅行はトゥルクへ 移動手段 VR・FÖLI編

Moi!
昨日は東京オリンピックの開会式は見れないかなーと諦めていましたが、yleというフィンランドの国営放送局のサイトから見る事ができました。選手団入場の途中からだけど、見れるとは思ってなかったので、嬉しいったらありゃしない。でも解説がフィンランド語なので全く分からずでしたが、フィンランド選手団の入場は嬉しかったですし、日本の選手団が入場した時は嬉しすぎで何枚も写真を撮りました。
ありがたい時代ですねー。遠く離れた国からもリアルタイムで見れるなんて感謝感謝です。そしてフィンランドの放送ですが、番組の最後の挨拶にちょっと日本語を話してくれるので、嬉しくなりました。
今朝からちょこちょこオリンピックを見て一喜一憂していますが、さて、今回kozumomのブログはトゥルク旅行で使用した移動手段についてのご紹介です。

VR

VRとはフィンランドの鉄道会社で、日本で例えるとJRのような感じでしょうか。速度は110キロぐらいだと思うので、新幹線ほど速くはないですが、フィンランドの乗り物はバスもVRも早く感じます。不思議ですね。
kozumomたちがヘルシンキからタンペレへ移動するときもVRを使いました。
様々な車両があり、自転車の乗車が可能な車両、ペット同伴可能の車両など分かれています。子どもが遊べるプレイルームのある車両もありますよ。

今回もわんこたちはリードのまま車内へ移動、一緒に過ごしました。

2階席の車両は以前から気になっていたのですが、今回初めて近くまで来たところで!犬が一緒だったので流石に席までは移動できず残念。下からこっそり撮影しました。

今回kozumomたちがトゥルク行きで使用したペット可能車両。車両の真ん中は向かい合わせのボックス席になっています。

頭部分には可動式の枕と足置きがあります。この足置きですが、kozumomの足の長さでは通常の位置だと届かない、届くように動かしても固定されないので、足を置くとガクッと動く、何とも不思議なものです。おそらくkozumomが使い方をわかっていないからだと思いますが、ちゃんと使えたら長旅には足の疲れが取れて良さそうです。

新幹線のように、前座席裏にあるポケットとテーブルがあります。窓際にはごみ袋(エチケット袋かな?)もあるので、急にビニールが必要になった時は便利です。

フィンランドは、日本のバスや電車、新幹線に比べて、構内・社内アナウスが少ないように感じます。VRを待っててアナウスを聞いた記憶がないので、構内はないのかな?
車両ごとにマークがあるのですが、急いで乗った時は入り口上にシート番号があるのでそこも見ていました。ペットシートも窓際にマークがありますので、それも目印になります。これまで乗ったVRは車内に無料Wi-Fiがありました。

VRもアプリが便利です

駅の発券機や窓口でも乗車券は買えますが、事前に行程が決まっている場合は、早めに購入する方がお得だよとお友だちに教えてもらい、今回はVRのアプリから購入。
アプリをダウンロードして、必要な情報を登録しておけば、すぐに使用する事ができます。言語選択できるので、英語を選択。

写真の日付はダミーで入力しています。

ホーム画面のSelect destinationに行き先を入力するか、画面下のBuyをクリックするとチケットタイプが選べるので、目的に合わせてクリックすると、日程や旅行者の情報を入れるページに変わります。
Passengersの白い所Adultをクリックすると次の画面のPassenger typeの隣の青く表示されているところからChildやStudentなど変更が出来ます。必要に応じてペット、自転車などの追加情報も追加できます。
座席は自動で選んでくれますが、変更したい場合や追加したい場合もアプリから対応できます。アプリで対応できない場合は電話で問い合わせとなります。
kozumomは家族4人分とわんこ2匹分を予約してクレジットで購入。
登録したメールアドレスに購入分チケット情報と領収書が届きました。

アプリのチケット券面はこんな感じ。

左側のページのShare this ticket から色々なアプリへシェアできます。家族でも個々にチケットを持っておきたい、お友だちの分も購入して渡す時などに便利です。
車掌さんがチケット確認に来た時は、Show inspection sideをクリックして、バーコードのある画面を見せると、機械でピッと読み取って確認します。
紙のチケットよりエコでなくしにくいですね。
かなりざっくりな説明となりましたが、検索、チケット購入は簡単ですよと伝われば嬉しいです。

ちょっとフィンランド国内を旅行するならいくらかかる?とか試してみたい方は、VRのHPで検索してみてくださいね。ヘルシンキから3.5時間でサンクトペテルブルクに行けるようですが、今はコロナで運休のようです。一度は行ってみたいところですね。
クレジット登録して支払ったら乗らないと損になってしまいますので、その前までの作業をお楽しみください。

FÖLI

タンペレではNysse Mobiiliというアプリを使ってバスに乗っていますが、トゥルクでも現金よりアプリの方が便利に乗れるという事でFÖLIというアプリを使いました。
使い方は簡単で、事前にアプリに必要情報を登録し、乗りたいバスを検索して乗る時にチケットを購入、乗車時にチケット面のバーコードを機械で読み取らせるというものです。

アプリもバス停もバスも黄色で可愛らしいですね。タンペレは青が基調のアプリとバスです。
アプリのShopから自分が購入したいチケットタイプを選びます。
Kozumomたちは2日間乗り放題のチケットを購入しました。

Day ticketsのプラスをクリックしていくと日数が増え、金額も増えていきます。
時刻や乗り場、乗り換え方法を調べる時は、Mapから行き先と到着バス停情報は住所もしくはバス停名を入力します。
各バス停には番号がついているので、番号がわかればその番号を入力しても候補バス停が出てきます。

検索結果が複数出た時は、それぞれの候補をクリックすると、乗り換えなどの情報も詳しく見る事ができます。

乗りたいバスをクリックすると、表示できる範囲内の時間であれば、現在通過しているバス停がわかります。便利ですよねー。
残念なことに、チケット面を撮影していなかったので、画面はないですが、購入したチケット面を乗車時に機械にピッとするだけでOKです。タンペレでも何度かあったのですが、まれに機会が故障してしまうようです。その時は、バスの運転手さんによって、そのまま乗っていいよと言われたり、画面見せてと言われるので、その指示に従います。
タンペレもトゥルクもバス内で次はどこという運転手さんのアナウスがないので、自分で車内の掲示を確認しなければなりません。

バスに乗るときは大袈裟に手を振って!
タンペレもトゥルクもバス停で待つ時は、運転手さんに大袈裟にアピールしないと止まらずに通過してしまうことも!バスが近づいてきたら早めに恥ずかしがらずに大きく手を振った方がいいですよ。
トゥルクへ旅行の際は、ぜひ利用してみて下さいね。

最後はお世話になったトゥルク駅!

旅行初日はWi-Fiが繋がらなくて、ムキーっとなっていたので、全く駅を見る余裕がなかったkozumom。結局原因はわからないけど、数時間後には全てのWi-Fiが使えるようになった不思議な体験。最終日は記念に駅も撮影しましたよ。

到着した時は、改札がないので降りてそのままバス乗り場に向かって出たので初めてみた駅の中。想像していたより小さいかな。入って左手にコインロッカーがあります。

フィンランドは物価が日本より高いので、コインロッカーも高いんじゃないかと思いましたが、1回3€。大きなスーツケースも入るので助かりますね。ラッキーなことに、kozumomたちは3つ使う事ができたので、最終日は身軽な状態で市内を歩く事ができました。
前回の投稿にも載せましたが、ロッカーの鍵。可愛い形です。

トゥルク旅行の様子はこちら。

日本選手、金・銀、メダリストが誕生しました!
選手のみなさん、1年延期になったことで、モチベーションを保つ事をはじめ、様々な苦労や葛藤があったと思います。
悔いのないよう、力を発揮して下さい。ルールも分からない競技もたくさんあるけど、目の前で戦う日本人を目にすると応援したくなるものです。kozumomフィンランドより愛を込めて応援しています!
次はどんな出会いがあるでしょうか。

それでは皆さん、Moi moi!

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投稿者

大学教員である夫のサバティカル(在外研究)に帯同する妻です。 南国沖縄生まれのアラフォー。高校生の子ども二人、愛犬2匹とともにフィンランドへ! 1年間という短い滞在期間を思いっきり楽しむことをモットーに過ごしました。2022年4月に帰国後、のんびりと思い出を交えながら更新中。