Life

豪快なクッキングに驚きながらの授業?! Yes, No ははっきりと伝えることが大事です

Moi!
9月になりましたね。空も風もより秋らしくなりました。
何十年ぶりの学生生活に、毎朝足取り軽く登校しているkozumomです!
小さな失敗をたくさんしながらも楽しい授業。
今回は数日通った感想、備忘録です。

通い始めてから一日の食事量が一気に増えたkozumom。学校では1日に3種類以上の料理を作り、試食、実食(ランチ)、座学が続いています。

時間通りではないのか?不安になった授業開始時間

今朝は8時の授業開始時に、学生はkouzmomを入れて3名しかいませんでした。
先生も「みんなどこにいるのー」と冗談を言いながら、少し待つことに。
待つ間は朝食代わりに前日に作った料理の残りやパンを食べながら、コーヒーを飲みながら雑談。
移民クラスなので仕方ないのかな?とちょっとドキドキしながらkozumomはみんなの話を聞きつつ、コーヒーを飲みながらわからない単語を調べたりしました。
初日は30分ほど遅れてきた人もいたので、仕事をしながらの人もいるのかな?とか思いましたが、毎日誰かが遅刻する日が続くので、流石に今日は純粋に朝早いから遅れているのかな、と気になりました。
・・・
初日にkozumomのクラスは10人程度とクラスメイトから教えてもらい、当初はそうなんだと思っていましたが、3日目に初めましてのクラスメイトが出席。SNSのクラスグループに誘ってもらい、参加したら知らない名前もある。
学校のシステムにログインして、時間割をよく見ると16人と書いてある?!
kozumom、自分を除いて10人しか会っていないはず。先生を入れてもやっぱり知らない人が数人にる?!で、結局クラスメイトは何人なのかわからず。気になるので明日お友だちにもう一度聞いてみようと思います。

先日同じグループになった中になんと18歳の人が!息子と変わらんやんと思わずびっくり。一人でフィンランドに来て暮らしていると言うからすごいな。まだ2ヶ月ぐらいみたいだし、寂しくないかなとか親目線で見てしまったけど、ここでは同級生。
上は50代かな?kozumomをぐいぐい引っ張ってくれる、頼もしい姉御です。みんな年齢も国も違うけど、ちょっとずつ雑談も多くできるようになり、みんなのことがわかるようになると、さらに楽しく。
寝る前に布団に入ってから、明日はあの人にはこんなこと話してみようかな、と考えることが日課になりつつあります。
日本語がちょっとわかる人は、日本語の単語をポッと話してくれるようになり、お互いの国ではこれは何て言う?と話したり、これは自分の国では食べないなど、話題はつきません。みんなお寿司は好きなようです。
先生も日本の包丁を褒めてくださいます。
昨日は帰りにロッカールームで着替えていると、クラスメイトがおしゃれな格好をしているので、「今日はデートなの?」とkozumom以外のクラスメイトが聞くと、嬉しそうに「どこどこで集まりがあるの」と楽しそうに話してくれました。おそらく合コンっぽいところに行くんだと思います。
「いいねー。楽しそう」と、kozumomもみんなもそれぞれ彼女に「楽しんで」と声をかけました。
kozumomのようにフィンランドに住んで数ヶ月の人もいれば、長い人は数年経つ人もいて、一人できたり、家族できたり、年齢も経験も出身の国も違うけど、すでに出会ってよかった、共に頑張ろうと思える、かけがえのないクラスメイトです。

えー?!思わず声が出そうな瞬間が多々あり。でもNoと言うべきところ、自分の気持ちはきちんと伝えることが大切。

作りながらこの単語なんだっけ?・・・と調べているうちに、ペアになった人がどんどん作業を進めることがちょこちょこあります。
順に混ぜていくものを、一気に混ぜてしまったり、調味料のパックがフィンランド語の表示だと、きちんと確認せず似たような調味料を入れてしまったりしました。
野菜のカットが小さく指定されていた時、面倒になったのか、だんだん大雑把になっていき、最後は好きな形に切ったりしていたことも。
先生は、レシピ通りにならなくても、どうしてこうなったのか話を聞き、本人が失敗と思っている場合は修正のアドバイスをしてくださいます。
kozumomは細かいことを気にしない方ですが、料理では切るときはやはり同じ大きさに揃えたいところもあるし、計量もきちんと測りたい、ゆっくり作りたいところも、ペアになった人が豪快だと、きちんとちょっと待ってと止めることができず、アバウトなまま最後まで流されてしまったこともありました。
ある作業では、「ここからここは私がやる!」と宣言した人の作業を別の人が手伝おうとすると「ここは自分がやるから」と手伝った人の作業を元に戻して、自分一人で進める人を見てkozumomはびっくりしましたが、喧嘩とかではないので、相手もじゃあ一人でやってと受け入れていました。
別の時には味付けについて「これは美味しくない!」とはっきり言う人、「いいの、私はこれでいいの!」と仕上げの味付けで意見が分かれた二人。いきなり「kozumomはどっちが美味しい?」と聞かれ、正直どちらも差はなかったので困りましたが、「どっちも美味しい」と伝えると、こいつは当てにならんと思われたのか、その後もしばらく二人で味付けについて話続けていました。でもこれも喧嘩ではないので、いつの間にかその会話もなくなり、ランチの時には、それぞれが作った料理が並びました。一つに仕上げなくていいんかーい!と思わず突っ込みたくなりましたが、誰も何も気にせず、それぞれの料理を食べました。
・・・・
今日はアップルパイを作る容器の大きさで、先生が高さはこのぐらいと話していたので、kozumomがオーブン可能の陶器の皿を探して持ってくると、ペアの子が違うよ、小さい!と言って、どでかいパットを持ってきました。
流石に今日はちゃんと自分はこれだと思う!と言いたくて何度もこれがいいをアピール。kozumomの使いたい方でアップルパイを焼く事になり、ちょっと今日は頑張ったと自分に嬉しくなった時に、ちょうど先生が焼き具合を確認してくださって、「いいサイズの皿を選びましたー。焼き具合もいいですー」と高評価。ペアの子も「kozumomやるじゃん!」と他のグループにkozumomが皿を選んだんだよと、kozumomを引き連れて言ってまわるぐらい、とても喜んでくれました。
ちょっとだけ自信につながりました。
みんな自分の意見をきちんと言いますが、間違えていた時はきちんと相手に謝ります。誰かの成功を一緒に喜びます。
当たり前のことだけど、大事なことですね。学校に通い始めて、改めてはっきりすべきことはきちんと伝えることの大切さが身にしみています。そしてそれ以上に誰かの気持ちに寄り添う、一緒に共感することの大切さも身にしみています。

授業中は、話についてくので精一杯。もちろん、写真を撮る余裕もない。
結構自由なので、板書ではなく、スマホで写真を撮る人も多いですし、調理中もこっそり楽しそうに写真を撮ったりしている人もいますが、kozumomはまだまだそんな余裕はないので、グログに載せられる写真もちょっとよれてたりしますが、しばしご愛嬌ということで。
突然、先生に名指しで質問されると、日本語なら簡単に答えられることも、まだまだすぐに答えられず、フリーズしてしまいます。
そんな時は、隣の子が簡単な文章にしてくれたり、本当に周りに助けてもらっています。
今日も言いたいことが言えなかったなと悔しさもたくさんあったけど、みんなともっとたくさん話をして、料理も上手になりたいと改めて思いました。

9月1日、メールにて正式の入学許可が届き、嬉しい気持ちを味わった後に気を引きしめたところで・・・帰国する日が決まりました。
家族揃っての移住は大変だったけど、数ヶ月たってやっと慣れて1番楽しいと思うこのタイミングで、フィンランド生活があと少しで終わりとゴールが決まりました。決まっていた滞在期間。でもやっぱり帰国する日が確定すると寂しいです。今はそのゴールテープまでの距離がわかったという悲しい状況だけど・・・あとはゴールに向かって突っ走るしかないですね。
今日は悲しんでいる暇はない!とHidden Gems programmeキックオフ会に参加しました。
想定外で始まった学校生活。
今日のプログラムキックオフ会に参加した後も、次回からはどうしようか悩み中。できるならプログラムの参加も継続したいけど、想像していたより授業を休む事になりそう。それが続きそうだしなぁ。
勉強したくても帰宅したら眠くなる。覚える気力も体力もだいぶなくなっていることを改めて実感。忙しいけど充実の毎日です。
次はどんな出会いがあるでしょうか。

それでは皆さん、Moi moi!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
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学校に通うようになって留守番の犬が気になるところ。不在時はクレートの中で何してるんだろうか・・・

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投稿者

大学教員である夫のサバティカル(在外研究)に帯同する妻です。 南国沖縄生まれのアラフォー。高校生の子ども二人、愛犬2匹とともにフィンランドへ! 1年間という短い滞在期間を思いっきり楽しむことをモットーに過ごしました。2022年4月に帰国後、のんびりと思い出を交えながら更新中。