Tampere

タンペレの博物館 Hiekan Taidemuseo 行ってみたよ

Moi!
今日もいい天気のタンペレです。
昨日は夕方大雨が降るかなと思いましたが、大粒の雨が数分降ったのみで、すぐに青空に戻りました。
翌日は雨かなと思っていた天気が晴れだと、ちょっと外出したくなるものですね。
タンペレにはたくさんの美術館、博物館があります。
今回はその中からHiekan taidemuseo に行ってみましたよ。

タンペレ駅から徒歩25分ほどの場所にあります。
前回おすすめしたPääkirjasto Metso(図書館) から徒歩1分ほどと近く、またアムリ労働者住宅博物館 とは徒歩10分ほどの距離にあります。

検索している中で、火・水・木の15時から18時までしか開館していない不思議な博物館を発見。それがHiekan Taidemuseoでした。
この博物館に気づいたのが今日の15時前だったので、とりあえず急いで支度して博物館へ向かいました。
途中Hiekkaって何て意味かなと調べると「砂」という意味であることがわかり、頭の中はもう、砂の城や砂の種類とかクイズがたくさんある砂の博物館と思い込み、博物館のHPで展示内容をよく見ないまま博物館へ到着。

ここでも得意げにミュージアムカードを持って扉を開けると、目の前から撮影禁止エリアでした。(ミュージアムカードとは1年間のパスカード。詳しくはこちら

入り口だけでも撮影と思っていましたが、残念。
厳しいことに、入ってすぐにロッカーがあり、荷物はそこに入れる様になっています。
荷物をロッカーに入れ、鍵をかけたら、階段を上がり2階に受付があります。

ここまで厳しい博物館は初めてだったので、筆記用具も持たずにそのまま中に入ってしまいました。
受付に聞いて可能ならメモを持って観てまわった方が、後々、あれなんだっけ?ということも調べやすいと思います。

受付では上の階、このフロア(2階)どちらからでも鑑賞可能と言われたので、とりあえず2階フロアから順に観てまわることにしました。

きっとここは特別展示室で、3階に砂の城があるはずと、内心ワクワクしながら見学。

やたら同じ人物の話が出てくるなと思っていたところ、やっと我に返って気づきました。
そう、ここは砂の博物館ではなく、Kustta Hiekkaさんという方のコレクションをもとに作った博物館だったんですね。

本当に恥ずかしい。
展示物はHiekkaさんが世界中から集めた家具や時計、絵画や彫刻などが中心になっています。
中には、中国製のチェスや日本のものと思われる仏像や花瓶がありました。
Hiekkaさんはフィンランドを愛する愛国家で、自分のコレクションを元に、1928年タンペレで初めて博物館用として建物を建設した方でした。自国のために行動できるのは素晴らしいですね。
昨日行ったアムリ労働者住宅博物館とは10分ほど近い場所にある博物館。
同じ1928年でも建物の形も、家具なども随分と違い、どこかのお城のコレクションかと思うぐらい、煌びやかに光るスプーンや時計、何じゃこりゃと思うぐらいド派手なパイプ等収集できる人がいた事について、色々考えさせられました。
写真は、唯一持ち帰ることのできたリーフレットです。

絶対におすすめ!というよりは、タンペレにある最も古い博物館の建物と創設者の持ち物を見に行ってみたいなと思う方におすすめです。

入場料は大人12€、7歳〜17歳は6€、7歳未満、ミュージアムカードを持っている人は無料など。

現在は新型コロナウィルス感染予防対策で入場者数を制限している様なので、詳しくはHPでご確認ください。

すごく自分が恥ずかしいと思いながら、帰りは図書館内にあるカフェで一息ついて、図書館をぶらぶらして帰りました。
次はどの博物館、美術館に行こうかな。
次はどんな出会いがあるでしょうか。

それでは皆さん、Moi moi!

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投稿者

大学教員である夫のサバティカル(在外研究)に帯同する妻です。 南国沖縄生まれのアラフォー。高校生の子ども二人、愛犬2匹とともにフィンランドへ! 1年間という短い滞在期間を思いっきり楽しむことをモットーに過ごしました。2022年4月に帰国後、のんびりと思い出を交えながら更新中。