Memo

とりあえず住む所の確保はできた! 次は帰国に向けて犬と特訓 フィンランド生活備忘録

Moi!
皆様いかがお過ごしですか?kozumomは一大決心をしてから、帰国する家族を見送り、まだふわふわしているような時もありますが、今日は少し前向きに事が進んだので、気持ちも晴れ晴れです!

周りの優しさに包まれているから大丈夫。そう思えた1日。

夫と子どもたちを駅まで送った後、夫のお世話になった大学の職員Mirjaさんとその同居人さんとkozumom、Mirjaさんの犬とkozumomの犬たちで湖へ。きっと、一人でほぼ空っぽの家の中にいると気持ちが落ち込むだろうとMirjaさんのお気遣いです。

Mirjaさんに指示されるがまま作っていくと、なんと鬼ごっこをするためでした!円と踏み固めた中のライン以外は歩けない、タッチしたらその人が鬼になるという、子供の頃にやったような遊びです。
久しぶりに鬼ごっこをしました。遠く高く青い空の下、真っ白に凍った湖の上で、贅沢な遊びです。
家族と離れて寂しいという気持ちは、きっと先に日本に帰ってしまったと思います。

楽しい時間でもちらついた、真っ先に解決しなければならない問題。「明日から住む所どうしよう・・・」

この湖に来るまでは、賃貸契約も解約してしまっているので、明日から住むところがどうなるんだろうというのが1番の心配事でした。日曜日なので、不動産もお休み。すぐに返事はなく、とにかく月曜日までお返事を待つことに。Mirjaさんは、もし賃貸契約の継続ができなかったら、家に来ていいよ、と具体的に家に住むならここ使ってと、お部屋も見せてくれました。
本当に、Mirjaさんはkozumom一家にとって、フィンランドの母です。何度か一緒に過ごしたことのある犬たちですが、一緒に住むとなると、ちょっと心配。それはきっとMirjaさんも同じです。でも、彼女はすでにその対策もしっかり計画していました。本当に、なんとお礼を伝えていいのか。賃貸契約についても心配しなくても良いとわかったこの湖の景色。いつまでもきっと鮮明に覚えている景色になるだろな。

湖の次は、Mirjaさんのお友だちの家へ。そのご夫婦とkozumomたちで、コーヒーを飲みながらシナモンロールを食べて、サイコロゲームをしました!大人になって家族でトランプゲームする以外ゲームって何やってただろう?、同窓会とかのビンゴぐらいかも?!旦那様が日本に行ってみたいというので、「東京?京都?」と質問すると、なんと「沖縄」と!沖縄生まれのkozumomにはびっくり嬉しいこたえでした。沖縄の空手に興味があるようで、他にもたくさんお話をして、サイコロゲームで笑って、ここでも楽しい時間はあっという間でした。
家に帰ると、カンテレの先生でもあるEvaさんがいつもお世話になっているReettaさんと帰国情報収集用にグループの連絡先を作ってくださいました。
この日は家族と離れて寂しいというよりは、人の優しさをが心身ともに沁みる1日となりました。

出来ることはテキパキと!めそめそ泣いている暇はない。その日の晩に犬の帰国のための届出を申請。

今朝は寂しくなったけど、午後は楽しかったという気持ちで帰宅。不動産の方も配慮してくださって、早速契約書の下書きがPDFで届いたのでラッキーと喜んだのも束の間。契約書を見て愕然。最低でも6ヶ月契約。早ければ4月に帰るつもりでいるので、計画通り4月に帰国するとなると、違約金として追加で家賃約1ヶ月分の払うことに。トータル7ヶ月分は頭が痛い金額です。
夫とも、もう金額的に厳しいので、月曜日に不動産に行き、数ヶ月の契約が難しいならMirjaさんのお宅でお世話になろうかとも相談していました。
とにかく、寂しいより頭が痛い、胃が痛い時間が過ぎていきました。

住む所についてはもう悩んでも仕方がない時間帯だったので、気持ちを切り替えて、犬たちの帰国(輸入)の手続きに必要な輸入届出を申請。本来日本に到着する日の40日前に申請しなければならないものですが、事前に40日より前になっても申請ができる事がわかったので、仮の帰国日で申請しました。
申請後は、明日不動産に行って、数日中に出て行くことになっても大丈夫なように、もう一度荷物の整理をして眠りました。

一夜明け、一人と犬2匹で残ったタンペレはいつもと変わらない景色でした。

今までいびきがうるさいkozumomと犬たちがリビングで寝て、他の3人は隣の部屋で寝ていました。昨日は3人が使っていた広い部屋にポツンとあるベッドに犬たちとぎゅうぎゅうになりながら寝ました。犬たちにとっても、新しい眠る所ということもあって、何度も場所を変えたり、結局眠りは浅いまま朝がやってきました。

午後からは不動産へ。どうなるかなと心配していましたが、嬉しいことに、今回の状況を配慮してくださって、途中で解約しても違約金は発生しない条件でそのまま住む事ができるようになりました。
メールでは、ちょっと怒っているの?と思うほど、ちょっと棘のあるような感じだったので、どんだけ怖い人なのかと怖がっていたということもあり、この時のご対応は本当に藁にもすがる時に助かったという心境で涙が出そうでした。不動産の方も本当にありがとうございます。

今日は今のアパートを続けて住む事ができることが確定した他、日本の動物検疫所から事前届出受理のお知らせもありました。
そして、どうなるかはわかりませんが、4月の帰国希望日に帰る直行便の予約も完了。今のウクライナ侵攻による影響から、今回のように乗り継ぎへ代替便に変更しても対応できるよう、犬たちとは引き続きソフトキャリーに入る練習を続けたいと思います。

今できることは全てやった。過度の期待はしない。前もってできることはどんどんやっていくしかない。でも、今日は何事もうまくいったぞ。そう晴れ晴れするkozumomの気持ちに呼応するかのように、今日のタンペレは春の訪れを感じるいい天気でした。

今日のわんこは、訓練後のおやつを待つ二人です。キャリーが怖くないと思ってもらえるように、おもちゃやボールを中に投げて、ちょっとでも入ったらすごいねーと褒めるの繰り返しです。よしこはダイエットが必要で、訓練時のご褒美におやつをたくさんあげる事ができないのでちょっと大変ですが、コツコツ頑張ります。
日本ではこのソフトキャリーと同じぐらいの大きさのクレートを使っていましたが、犬にとっては新しいものですし、全くの別物なんですよね。
直行便の場合は、貨物室預かりの予定ですが、日本に帰国しても、どこかに避難となった場合などこのソフトキャリーが必要になる事があるかもしれません。もっと小さい頃に躾をしておくべきことがたくさんあったのにごめんねと思いながら、一緒に頑張ろうねと声をかけています。しばらく3人生活、時々kozumomのお友達やお世話になる方々とそのワンちゃんとの交流もあるかな。できることをコツコツと。次はどんな出会いがあるでしょうか。

それでは皆さん、moi moi!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
初めての海外生活、あっという間に毎日が過ぎていきます。
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投稿者

大学教員である夫のサバティカル(在外研究)に帯同する妻です。 南国沖縄生まれのアラフォー。高校生の子ども二人、愛犬2匹とともにフィンランドへ! 1年間という短い滞在期間を思いっきり楽しむことをモットーに過ごしました。2022年4月に帰国後、のんびりと思い出を交えながら更新中。