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フィンランド生活備忘録 サマーコテージで過ごす夏の一日は至福のひととき

Moi!
フィンランドの夏を満喫しているkozumomです。少しずつ寒くなるタンペレですが、今回はお友だちの家族と3家族でサマーコテージを楽しんできましたよ。

Luopioninenの小さな島へ

タンペレから車で1時間ほどの場所にあるLuopioinenの小さな島に行ってきました。
小型ボートに9人で乗りました。乗る時はやっぱりぐらぐらするものなんですね。水面も近いので初めて乗るkozumomは、想像以上に揺れることとスピードが出たので怖かったですが、少し進むと綺麗な景色に恐怖心はどこかへ行ってしまいました。

今回は、カンテレ奏者のEvaさんのご紹介でMattiさんのコテージで過ごしました。
この島はMattiさんのご家族の他にも、Mattiさんのご両親のコテージなど、親戚でシェアしている島。
まずはお昼ご飯ができるまで、島を一周案内していただくことに。
先ほどボートでついたところに仕掛けたザリガニの網を見せてもらいました。
これはまだ小さい方だそうです。

続いてはコテージ裏にある島の高いところから見る湖。大きなアリもたくさん歩いていて、乾いた苔類もたくさんありますが、日本の森ほど湿度が高くないので、爽やかな気持ちで散策する事ができました。

あちらこちらにできている野生のブルーベリー。色も味も濃く美味しい!果物が嫌いなkozumomもたくさん食べる事ができました。

サマーコテージってこんな感じでした

Mattiさんのご両親もコテージで過ごされていたので、中も見せていただきました。なんて素敵なコテージ。ここで1ヶ月とか長い夏をゆっくり過ごせるなんて、羨ましい限りです。

飾りのある椅子はロシア製のもののようです。薪ストーブは一度火を入れると暖かさが続くという優れもので、こちらもかなりの年代物という事でした。やはり良いものは長く愛されるんですね。

続いては少し離れたところにあるMattiさんも使用していた別棟です。

初めてでもリラックスできそうなベットルームに、本物の剥製がありました!

続いてはスモークサウナ。
今回は使用しなかったサウナですが、中も見せていただきました。サウナには小さな窓があるだけで、とても暗かったです。サウナ中は瞑想したり、一緒に入る人がいればお話ししたりするんだろうな。

浅瀬の方は水が澄んでいて見るだけでも気持ちよかったです。

Mattiさんのコテージは新しく建てたコテージ。

奥様の考案した設計で窓が大きく作られて開放的。ここに座っているだけでも充分リラックスできました。
コテージといっても、決まった間取りがあるわけではなく、家主さんの個性と好きなものがたくさん詰まったスペシャルな場所ということは間違いなさそうです。

湖の魚 Muikku

お昼ご飯はMattiさんのお父さんがその日の朝にとってきてくださった新鮮なMuikkuをMattiさんがフライに。

ライ麦粉と塩をまぶして焼くのですが、これまたいいにおいがしてきます。
お昼はこのお魚の他、サラダとズッキーニを焼いたもの、ジャガイモの4品。
初めてのご家族も一緒だったので、食卓の写真は遠慮して撮りませんでしたが、お魚の話など、お食事も会話も楽しみましたよ。

食後は無人島でコーヒータイム

子どもたちは手で漕ぐボートで、大人たちはエンジン付きのボートで小さな島に移動。

5分とか10分程度だったと思いますが、近くの岩山のような島に到着。え、これ登れるの?!とびっくりしましたが、Mattiさんは上手に島にボートをつけてくださいました。

Evaさん手作りのブルーベリーパイ。シナモンがきいていて美味しいこと。

パイにはバニラアイスを添えて。
どこまでも続く湖にたくさん見える小さな島。すぐ近くではカモメが休憩中。
なんて穏やかな時間なんだろう。

続いてはサウナへ

小さな島からコテージに戻って、別棟のサウナへ。
サウナの中はもちろん熱いので、写真がなかなか撮れず。ここのサウナは窓から湖も見れましたよ。

サウナの休憩にはタンペレの隣街ノキアのお酒を。このお酒も初めて飲みましたが飲みやすい。ジュースのようにがぶがぶ飲んでしまいそう。うちでも飲んでみたいお酒がまた一つ増えました。
子どもたちは、湖に飛び込んだり楽しそうでしたよ。kozumomはお母様同士でおしゃべりを楽しみました。

折り紙時間も

少しの時間ですが、みんなでつるとしゅりけんを作りました。折り紙はこちらでも売っていますが、和柄の折り紙はkozumomが日本から持ってきたもの。持ってきてよかったです。次は箱とかも教えられたらいいな。

最後はお好み焼き

最初はビーガンさん用のお好み焼き。豚肉の代わりにビーガン用のソーセージをカットして入れました。

1番不安だったお好み焼き。初めて行く場所なので、鉄板の大きさもわからず、ビーガンさん、豚肉は食べない人用と、材料も日本ほど充分に準備できない中、なんとか夫が工夫して作ってくれました。

魚粉の代わりに、えびせんのお菓子を砕いて。kozumomはキッチンでキャベツ切ったり、綺麗な景色を見ながら良い気分で手伝いました。

マヨネーズを忘れてしまったので、ビーガン用のマヨネーズをかけて、青のりの代わりに普通の海苔をたして。
うん、味はいつも食べているオタフクソースのお好み焼き!
皆さん初めてではないお好み焼きでしたが、美味しいと言ってくださいました。Kiitos!

さようなら、楽しい時間をありがとう

今回は日帰りだったので、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
フィンランドの長い夏休みは、家族や友人とコテージで食べたいものを食べ、飲みたいものを飲み、サウナに入り、湖で泳ぎ、のんびり過ごす、ため息が出るほど素敵な過ごし方です。
日本の企業や大学も、もう少し長いまとまった休みがとれるようになると良いですね。

さようなら。楽しい時間をありがとう。kozumom、明日からまた頑張ります。

帰りのボートから見た湖。
昼とは違ってまた綺麗。素敵な人たちと出会い、共に過ごせること。
なんて幸せなんだろう。セッティングしてくださったEvaさん、本当にありがとうございます。Mattiさんの奥様、娘さん、Evaさんの娘さんとも気さくにお話しする事ができ、kozumomも、家族もとても充実した時間を過ごす事ができました。ありがとうございます。
・・・・
さて、kozumom、8月下旬からHidden Gems というプログラムに参加しましす。活動は英語になるので、ほどんと進んでいないフィンランドの学習忘れないようにしながら、英語ももっと頑張らなくてはなりません。
良い出会いが続くように、kozumom自身も自分のご学力の無さから逃げずに、気を引き締めて過ごさなくてはいけませんね。
次はどんな出会いがあるでしょうか。

それでは皆さん、Moi moi!

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帰国したらフィンランドの思い出写真を厳選して一つの本にしたいです。 

今朝のタンペレは室内22度。外は12度でした><どんどん寒くなります。真冬が怖いな。

投稿者

大学教員である夫のサバティカル(在外研究)に帯同する妻です。 南国沖縄生まれのアラフォー。高校生の子ども二人、愛犬2匹とともにフィンランドへ! 1年間という短い滞在期間を思いっきり楽しむことをモットーに過ごしました。2022年4月に帰国後、のんびりと思い出を交えながら更新中。