Memo 人生初のハイキング! フィンランドの自然は偉大なり フィンランド生活備忘録 Moi!皆様週末はどうのようにお過ごしですか?kozumomは土曜日に人生初のハイキングに挑戦してきましたよ!森と湖の国フィンランド。初めてのハイキングはどうだったでしょうか。 Siikaneva タンペレから車で1時間程北上したところにある湿原です。kozumomのお友だちReettaさんは山登りやハイキングに慣れた方なので、グッツもたくさん持っているということで、リュックサックやレインコートはお借りすることに。Reettaさんの車に家族で乗り込み、ハイキングコースまで移動しました。 駐車場から細い道を100メートルほど歩くと、すぐにハイキングコースに出ます。この時の気温はおそらく2度ぐらい。しっかり防寒対策と雨対策、食料を持って出発です。 今回のハイキングコースは湿原。湿地では一枚の木の板の上を歩きながら、周りの景色も楽しみます。写真では分かりづらいですが、遠くまで湿原が広がっています。一枚板から一歩足を踏み外せば、冷たい水が待っているという、結構怖いルートでもありますが、楽しく一列に並んで歩きます。 この保護区は、人の手を入れることは最小限にとどめ、可能な限り自然の状態を保っているそうです。出発してすぐに湿原の上を歩きましたが、少し先には苔のたくさん生えたルートにつながります。 この日の天気は時々雨。いつ雨が降るかなと心配でしたが、この時はまだ青空が見えていました。空気が美味しい。タンペレも充分綺麗な空気ですが、ここは静かで歩きを止めると、物音が全て無くなり、時が止まったように静かです。 しばらく歩いていると、大きな岩だ!と思ったら、倒れた木の根っこでした。 130㎝程の高さがありそうな蟻塚も発見。これも生まれて初めて見ました。 途中、クランベリーやブルーベリーに似ているセイヨウスノキなどを食べました。フィンランド語で書くと、Varksenmarja, Puolukka, Mustikka, Karpaloを食べました。kozumomは日本でストロベリーとラズベリー、ブルーベリーぐらいしか食べたことがなかったのですが、フィンランドには何とかベリーというのか、ベリーの仲間といえばいいのか、種類ががたくさんあります。 きのこも何種類か見つけました。木から出ているキノコはKääpäと言って、写真は白樺ではないですが、白樺に生えるこのきのこは、健康にもいいと言われ、ティーに使われることもあるそうです。 小高い丘のような岩場を登ると休憩所がありました。トイレ、薪置き場、Laavuというシェルターがあります。 kozumom人生初の薪割りに挑戦です。脚をしっかり開いて、踏ん張りましたが、やはりベテランさんのReettaさんにはかないません。 Reettaさんが用意してくださったティーやブルーベリーパイをいただきながら休憩。先程割った木で暖をとります。3匹の鳥が近くまで来て一生懸命鳴いてくれましたが、元気に動くので写真撮影は出来ず。休憩中、遠くから雨雲が近づいてくるのが見えました。 雨は少しずつ激しくなりそうでしたが、ほんの数分止んだ瞬間に、虹が出てきました。目の前の木から虹が出ている景色も初めての体験。この後は雨が続きそうだったので、レインコートを着けて出発。温かい飲み物のと美味しいブルーベリーパイでしっかりエネルギージャージができたので、疲れもありません。 雨はその後も降ったり止んだりでしたが、想定内の雨量。テクテク歩き続けます。まだ3時前でしたが、ずいぶん陽が傾いていたように感じました。 雨が止んだ時の湿地の面が綺麗です。 晴れても雨や雹が降っても、歩いているだけですが、大小日々考えている悩みは吹き飛んでしまいました。フィンランド生活の心の豊かさは、このような自然あってからこそなのかもしれませんね。kozumomたち以外にも何組かハイキングをしていました。小さなお子さん連れの方やわんこ連れの方も。たまに自然の中で過ごすことで、しっかりOFFできているのかも。目の前にある自然に目を向ける生活。これは日本に帰ってからも続けたいことの一つになりました。 この藻のような髭根や綿のようなものは空気の綺麗なところで成長するそうです。ここがいかに空気が綺麗かが分かりますね。 お茶目なReettaさんはフィンランドのクリスマスやサンタクロースの話などもたくさん教えてくれました。 今回は11kmのコースでしたが、疲れや筋肉痛などはなく、楽しかった、感動の気持ちが続いています。ど素人のkozumom一家だけでは、ここまで楽しいハイキングはできなかったと思います。お忙しい中色々準備してくださったり、楽しいお話を聞かせてくださったReettaさん、改めてありがとうございました。 この写真はタンペレを出発してから40分ほどの場所です。車のガラス越しに撮影。とても広い農場っぽい敷地。北海道にもきっとこんな広い農場があるだろうなと思いながら、周りをきょろきょろ。そうだ、kozumomは北海道にも行ったことなかったかも!日本国内でもまだまだ行ったことがないところがたくさんあります。今回ハイキングをして、家族で日本に帰ってからもハイキングしたいねと話をしました。ハイキングに国内外旅行の楽しみ方、これもフィンランド生活がなかったら、kozumomの人生にはなかった価値観だと思います。ありがとうフィンランド。残りの冬生活も楽しまなくては!次はどんな出会いがあるでしょうか。それではみなさん、Moi moi! いつもブログを読んでいただきありがとうございます。初めての海外生活、あっという間に毎日が過ぎていきます。今日のkozumomはランキング何位かな?kozumomのブログを読んで「フィンランドに行ってみたい!」「kozumom頑張れ!」と思ってくださった方はクリックしていただけますと励みになります。フィンランド(海外生活・情報)ランキングにほんブログ村 定期的に届くお花に癒やされるのもいいですね。 果物嫌いのkozumomが、フィンランド生活を機にだいぶ食べられるものが増えました。忙しい方に、遠方に住む大切な方にお届けもいいですね。
投稿者 by kozumom  大学教員である夫のサバティカル(在外研究)に帯同する妻です。 南国沖縄生まれのアラフォー。高校生の子ども二人、愛犬2匹とともにフィンランドへ! 1年間という短い滞在期間を思いっきり楽しむことをモットーに過ごしました。2022年4月に帰国後、のんびりと思い出を交えながら更新中。