Memo

帰国した妻、人生を考える〜サバティカルに帯同する妻と子どもと犬たちのその後

Moi!
皆様いかがお過ごしですか?あれやこれやとやっていたら、なんと3ヶ月ぶりの更新となってしまいました!
kozumom紆余曲折ありますが、きちんと生きておりますのでご安心くださいませ。
かなりざっくりな近況報告!です。

フィンランドで購入した食材もどんどんなくなる・・最後のカルダモンとコンソメの素。

帰国してから大事に使っていた食材もどんどんなくなり、スープの素は残り3つ、カルダモンは5袋となりました。
シナモンロールを作りたいのですが、我が家の子どもたちはシナモンもカルダモンは苦手という、なんとも残念な家族でして、カルダモンはkozumomが大事にコーヒーに入れるなどして使っています。日本では売っていないと思って買ってきましたが、バッチリ日本の食品売り場で売っていたという、恥ずかしい話でもありますが、最後まで、大事に、大事に使おうと思います。
スープの素は、日本で販売されているものとちょっと違う味なので、久しぶりに食べると、「あぁ。フィンランド」と懐かしくなります。

ハローワークに通いながら。次はどんな仕事があるかしら・・・

kozumomは転職回数が多く、その都度やりたい!と思った職につけていた、ありがたい人生です。
帰国後はハローワークで雇用保険を受給しながら、社会教育主事講習を受講しました。

受講者40人ほどの受講生名簿で所属が空欄となっているのは、kozumomだけ!無職という状況がかなり恥ずかしいなと思いながらも、約1ヶ月かけてオンライン授業と、対面授業を頑張りました!
途中お盆休みもあったのですが、レポートや調べ物をしていると、本当に毎日があっという間で、くたくたになりながら、頭もパンクしそうなぐらいいっぱい詰め込み(翌日には綺麗に忘れてしまっていましたが)、その繰り返しの中で、一緒に受講する人の話がまた刺激となり、充実した日々を過ごしました。
最後に個人レポートを提出してから、数週間後、修了証書が無事届き、kozumomも社会教育士として、どんどん地域に出ていくぞと意気込んでいるところです。

これまで好きな仕事に没頭して、あまり地域の活動にも参加できていなかったなと思っていたところに、ちょうど近所の地域センターでボランティア募集があったので、張り切って登録。
まだ活動自体大きな動きはないですが、地域のボランティアさんと一緒に一歩一歩活動していく予定です。

kozumom、大勢の前でフィンランド生活を語る

9月には、高齢者のための講座でフィンランド生活を話してみませんか?とありがたいお話をいただき、約50人の前でカンテレを弾いたり、フィンランド生活について話をしました。
当日会場には体験用にカンテレも用意。みなさん、とても興味深そうに触っていました。
kozumomはそんなに弾かなくてもいいかなと思って、あまり曲を用意していなかったのですが、もっと演奏を聴きたかった!との声も。次は演奏メインで出られるように練習も引き続き頑張らないといけませんね。

落ち込んだとき、頑張った時のご褒美は友からの贈り物。

夏に小学校の同級生から届いたビールとチューハイ。大事に大事に飲んで、残り数本になっていますが、これはもう少し後に就職が決まったら飲もうと大事にとっています。
遠くに離れていても、悩んだ時や、誰かに何か言いたい!というときに、頼れる友がいるということは、本当にありがたいです。

私ってどう生きたいのかしら?今からでも遅くない?!自分の人生を考える。

ハローワークで求人を見ながら、次はこんな仕事だとこんな生活かな?と妄想ごっこをしながら、ふと、虚しくなるを繰り返していました。
家族の生活や、自分のやりたいことに合わせて転職してきたのですが、この歳でまた一から試験勉強を頑張る!とか、その気力が維持できず、だんだん近いもの見えづらいと感じることも増え、白髪も増え、体力や肌の衰えなどから、これまで以上に無意味に落ち込みやすくなってしまっていたんですかね。自分でもよくわからない負の渦に入ってしまいがちでした。
おそらく、正社員としてお勤めの方で、休職扱いができる方はそんな悩みには繋がらないと思うのですが、また一から・・・・と自分自身で自分を追い込んでしまいました。
決して老いることに恐れているわけではなく、私を認めて!の強いkozumomは、自宅で一人で過ごすよりも、誰かと何か、楽しく考えたいと思うんですね。
だから、いち早く仕事を探してと思う一方、次の仕事こそはしっかり続けたいとも思う。老後の資金を考えると、正社員への道は年々難しい道になるだろうと思うと、やっぱりどこか焦る。焦る必要もないのにね。
今回は、知らない範囲がたくさん入った筆記試験に臨みましたが、撃沈。そりゃあそうだ、テスト範囲の半分も手つかず状態だったので、これで受かったら神様ありがとうというもの。でも、逃げずに試験会場に行ったし、とりあえず最後までテストと睨めっこできた。アラフォーのおばはんにしては、できることをやったからと、気持ちを切り替えて。お仕事はご縁もあるので、年度末までと、少し気軽に探そうとも思うようになりました。

子どもたちの未来は眩しいね。

子どもたちは一年留年した形にはなりましたが、それぞれ新しいお友達と環境に慣れ、部活も頑張り、高校生生活を楽しんでいます。
一年という短期間でしたが、フィンランドに連れて行ってよかった、本当にそう思います。
子どもが大学進学のことや、今日学校でね、と日々の話を聞く時間も、仕事で遅く帰ることが多かった時にはなかった時間。彼らが巣立つまであと少し。
かあちゃんにとって、子どもたちの未来って本当に明るいんだよ。眩しすぎるぜ!
いつも、ぷんぷん怒ってばかりだけど、堂々と世に出て羽ばたけ!と心の中でいつもエールを送っているkozumomです。

もし、サバティカルに帯同するか迷っているご家族がいらっしゃるのならば、可能な限り、ご家族全員で行った方がいいよとお伝えしたいです。
しかし、たった一年とはいえ、海外の生活を知ることで、帰国後日本の生活に引っ掛かりを感じる瞬間もあり、じゃあこれから、私どう生きていく?と考えると、必ずしもハッピーだけではないこともあります。
なんでkozumomは自分の馬鹿さと恥をさらけ出しているの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。kozumomが落ち込んでいるのは、就職のことだけではなく、帰国後に、色々な問題が噴出したから。でも、これもまたとある人の人生なんですね。
kozumomは自分の実力以上に野心が強くて、帰国後、想像以上にすっからかんで売りのない自分を目の当たりにして、ちょっと落ち込んだのかもね?!ぐらいの軽い気持ちでkozumomの今をイメージしてもらえたらいいかな。
大変だなと思えることもたくさんあったけど、家族全員で体験できてよかった。たった一年だけど、それぞれフィンランドでかけがえのない体験をして、その体験をその日に家族でご飯を食べながら共有できたこと、これは単身赴任ではできなかったことなで、大切な思い出になっています。なので、迷っているご家族には思い切って家族で行ってほしいな。

こんな企画どう?こんな仕事どう?って勧められると、ついつい、何でも前のめりになるkozumom。
自分でもびっくりするぐらい、現実離れした妄想もあって、kozuhouseのドメインをkozuhouse.comにしたのですが・・・・
次のステップはどんなものになるでしょうかね?
いつか夢が叶ったら、みなさんにその理由をお伝えしたいと思います。早くそんな日が来るように・・・自分でも楽しみにしています。
きっと、フィンランド生活も大きなターニングポイントになる。そうであってほしいな。

今日のわんこ。犬たちは毎日kozumomと朝晩散歩に行くようになり、すっかりママっこになりました。帰国後しばらくして、別の部屋で寝るようにしてからは、一緒にいる時間はよりしっかり甘えるようになった犬たちです。
日中もこまめに庭で遊ぶので、幼稚園や保育園児のような二人。
先日、さぶろーの尻尾に大きな出来物ができて、悪性腫瘍だったらと慌てて病院に連れていくと、脂の塊のようでした。よしこちゃんの体にもイボが増えました。よしこちゃんは、生まれつき形成不全のところを痛がる頻度が少し増えてきたので、お散歩の時間は途中抱っこするなりで調整中。犬たちも年々歳をとっているんですね。最近頻繁にチェックしている保護施設のブログがあり、保護された悲惨な環境にいた犬たちに泣き、新しい家族ができるたびに、嬉し涙を流して喜んでいるkozumomです。我が家の犬たちがどのような歳のとり方をするかわかりませんが、最後まで愛情を込めて一緒に過ごしたいものです。
更新が滞ってしまっている間にも、いくつか犬の渡航に関するご質問がありました。改めて、数あるブログの中から読んでくださいまして、ありがとうございます。
ちょっとストップしてしまいましたが、ぼちぼちブログの更新も頑張りますね。ひとまず、今回は、今のkozumomこんな生活です、という報告でした。更新していない期間にも、たくさんの出会いがありました。多くの新しい出会いに感謝しつつ、次はどんな出会いがあるでしょうか。

それでは皆さん、moi moi!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
初めての海外生活、あっという間に毎日が過ぎていきました。
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投稿者

大学教員である夫のサバティカル(在外研究)に帯同する妻です。 南国沖縄生まれのアラフォー。高校生の子ども二人、愛犬2匹とともにフィンランドへ! 1年間という短い滞在期間を思いっきり楽しむことをモットーに過ごしました。2022年4月に帰国後、のんびりと思い出を交えながら更新中。